計算機能についてのFAQ |
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正しく入力しているはずなのに計算できません。
1+1=2 2+2=
上の式は一見2つの式に見えますが、実は1つの式として記述されています。
上の2つの式を選択してみると選択枠が1つです。2つの式の間にはスペース(空白記号)が入力されています。
カルキングではスペースで式を分離することはできません。2式目の入力には式の開始位置をクリックする(位置決め)ことが必要です。
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正しく入力しているはずなのに、計算結果が正しくありません。
1+2+3+ 4+5=9
上の式は一見1つの式に見えますが、実は2つの式に分割されています。上の式を選択してみて下さい。選択枠が2つあることが分かります。入力の途中で画面上をクリックしてしまったようです。
画面上をクリックした際カーソルの形が、「|」であれば式は継続していますが、「■」の時は新規の式となり、式が分割されます。
入力途中での画面クリックは避けた方が良いでしょう。
分割された式を1つにする方法
- 分割された後ろの式(4+5=9)を選択し、[編集]−[切り取り]コマンドをクリックします。
- 残された式の末尾にカーソルを設定し、カーソルの形が「|」であることを確認します。
- [編集]−[貼り付け]コマンドをクリックします。
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正しいはずの方程式が解けません。 「2a+1=4-a」
同一ファイル上で、未知数と同じ名前の変数が関数定義されている可能性があります。
チェックしてみて下さい。対処方法としては、定義の取り消しを行うか未知数の名前を変更します。
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度分秒表示の時に計算が正しく行われません。
プロパティの表示精度を確認してみてください。右側の欄が「-1」ではなく「0,1,2」などになっていませんか 。
ここでの精度はラジアンでの計算精度をあらわします。度分秒での計算のときにはこの欄は「-1」にしておいてください。
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方程式をニュートン法や区間指定法で解きます。 未知数がギリシャ文字なのですが、ダイアログボックスに入力できません。
ダイアログボックスのエディットボックスにはギリシャ文字が入力できません。
日本語変換システム(IME)を起動し、日本語変換を用いて入力して下さい。変換の方法はお使いの日本語変換システム(例えば MSIMEやATOKなど)により異なりますので、お分かりにならない場合には、日本語変換システムのドキュメントなどでお調べください。
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「π」や「e」を含んだ計算をすると「値が設定されていない変数πが使われました」というメッセージが表示されて計算できません。
カルキングでは「π」や「e」はライブラリに登録されたユーザー定義の定数です。
何らかの原因で登録が解除されたと思われます。以下のようにしてみてください。
[オプション]−[レジストリ情報のクリア]コマンドを実行すると、ダイアログが表示されます。
ダイアログの「ライブラリに関する設定」をチェックしてカルキングを終了します。
ダイアログが表示されていますので「OK」をクリックしてください。
次回のカルキングの起動時にライブラリがインストール直後の状態にリセットされます。
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表の計算でプロパティを設定したいのですが・・・
表の計算ではプロパティは計算するセルに設定されます。
解の表示桁数等を指定したいときは、セルを選択して(Ctrlキーを押しながら目的のセルをクリック)、プロパティを設定します。このプロパティは保存されます。
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計算書作成で一度置き換え計算をして、それから桁数等を変更して計算する式を作ります。そのときは期待通りの結果になるのですが、値やプロパティを変更して再実行すると、予想と違う結果になる場合があるのですが。
置き換え計算をして計算するというように、「=」が複数ある式では置き換え計算や数値計算のプロパティは「=」に設定されます。
値を変更する際に「=」を消して値を変更すると、プロパティ情報も消されてしまい、再実行すると、予想と違う結果になります。
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変数Aに数値を代入定義をして一度計算を実行後に、代入した数値を変えて再計算する場合、全ての式を選択して「再実行」を実施しても1回では計算結果がかわらず、2回再実行しないと、計算結果が変化しない場合があります。
1回の再実行で値が変わらない原因は、式が計算される順番と思われます。
カルキングでは、複数式の再実行の際の計算順序は以下のようになっています。
1. 上から順番に・・・
2. (高さが同じ場合には)左から順番に・・・
計算結果を確認する式が先にある場合、再実行すると元の値で先に計算され、その後に代入定義式の実行となり、値が変化しないようにみえます。
[Tab]キーを押すと式の順番が分かりますので、式の位置関係が微妙な場合は、[Tab]キーを押して順番を確認してみてください。
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