ページ境界を超える長い式を折りたたむ方法

長い式は通常新たな変数を導入してこの変数で表現します。




計算結果が長い分数式はカルキング上では水平方向のスクロール操作で
隠れている部分を見ることができます。 

しかし印刷やPDF変換WORDへの貼り付けのようなケースにおいては
隠れている部分を表示することができません。


このような分数式を表示するには二つの方法が考えられます。

方法1 分数の時に使えるシステム関数denominato,rnumeratorを利用する方法


      代数代入

P=denominator(X)    代数代入
Q=numerator(X)     代数代入

確認のためにP,Q値を代数計算で求めると以下のようになります。

この時は自動改行が行われ正確にすべての情報を表示できます。





方法2  「改行接続」機能を利用して手動で答えの分母,分子を折りたたみます。



分母,分子がそれぞれ2行3行で表現されています。

このように分母,分子の改行接続記号が混在しても計算式は正しく計算できますが
この方法の欠点は編集という手動操作が必要になることです。

今回の改行接続操作は他にもいろいろな個所で可能です。
以下は平方根の中で改行接続操作を行ったものです。



以下は定積分の中で改行接続操作を行ったものです。