<方程式>
このファイルは次のトピックからなります。
★一元多項方程式
基本の式
虚数解
分母に多項式のある方程式
厳密解(分数表示、ルート記号表示、記号表示)を求める(次数制限があります)
行列の固有値
漢字の未知数
係数が変数で表されている方程式
★連立一次方程式
一般の記述
連立式の記述
表を使って解く
行列を使った解法
★連立多項式方程式
解法例
条件をつけた例
★特異方程式
不定方程式
係数を行列で与える線形代数方程式
★ニュートン法による解法
解法例
★区間指定法による解法
解法例
解の度分秒表示
Σを含んだ方程式の例
応用例
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★一元多項方程式
基本の式
式を入力後(選択後)[実行]-[方程式関連]-[一元多項式]コマンドで方程式の
ダイアログボックスが表示されますので、必要なところを入力します。
変数が1個のときは変数名の入力は不要です。
近似解
近似解の表示桁数は、記述した方程式のプロパティで与えます。
このプロパティは保存されます。
プロパティについては ----> 参照 プロパティ
虚数解
[プロパティ]で計算モードを複素数モードにします。
係数が複素数でも求められます。高精度でも求められます。
(30桁を指定)
分母に多項式のある方程式
厳密解(求められるのは4次までです)
一次の時は分数解で表示
二次の時は根号のまま表示
記号解
方程式のダイアログボックスに求める変数名を入力して解きます。
(応用)行列の固有値
行列
(3行3列の単位行列を作成します)
固有方程式は
[実行]-[方程式関連]-[一元多項式]コマンドで方程式のダイアログボックスに
変数名λを入力して解きます
未知数が漢字の場合や2文字以上の時は
方程式のダイアログボックスに求める変数名を入力して解きます。
漢字の未知数
利率 = 0.07177346254
利率 = -2.071773463
2文字以上の未知数
rate = 0.05387395206
x1 = -0.9564729399
x1 = 6.089367057
係数が値を持った変数で表されている方程式は
方程式のダイアログボックスに求める変数名を入力して解きます
が代入されている
★連立一次方程式
(解の求め方)
①対象の式を同時選択する。
②選択枠内をマウスの右ボタンでクリック
③表示メニューの[プロパティ]をマウスの左ボタンでクリック
④表示精度等、必要項目を設定して、OKをクリックする。
⑤再び対象の式を同時選択して[実行]-[方程式関連]-[連立多項式]コマンド
(プロパティがデフォルト状態で良いときは①~④の操作は不要)
連立方程式のダイアログボックスが表示されますので、必要なところを
入力します。変数の数と式の数が同じ時は変数名の入力は不要です。
近似解
厳密解
仮分数表示
帯分数表示
連立式の記述
[入力]-[表/行列]-[連立式・条件式]コマンドで式を入力します。
(列数=1、行数=連立式の数)
(注!!)カッコで括られた部分が1つの式とみなされ処理されます。
表を使って解く(近似解・厳密解・記号解)
表に未知数と係数を入力して、表を選択して[実行]-[方程式関連]-[連立多項式]
コマンド。複素数係数のときは、プロパティを複素数モードにします。
係数のみを配列で与えて解く(solve_script関数を使う)
(近似解と記号解のみです。厳密解は求められません。)
一元多項方程式
近似解
記号解
記号解を求めるときは、係数を文字列で与えます。
連立一次方程式
(参考)行列を使った解法
式を変形して計算
★連立多項式方程式
2式を選択して[実行]-[方程式関連]-[連立多項式]コマンド
x = 2
y = 3
x = 5.24351700603435
y = 2.13399376655195
条件をつけることもできる
を満たす解だけを求めるとき
x<3
連立方程式とこの不等式の3式を選択して
[実行]-[方程式関連]-[連立多項式]コマンド
x = 2
y = 3
★特異方程式
不定方程式
2式を選択して
[実行]-[方程式関連]-[特異方程式]コマンド
厳密解も求められます
係数を行列で与える線形代数方程式
厳密解も求められます
右辺が0でも求められます
または
厳密解も求められます
★ニュートン法による解法
式を入力後(選択後)[実行]-[方程式関連]-[ニュートン法]
コマンド
[グラフ]ボタンでグラフ表示(カルキング文書への貼り付け不可)
して、解のおおよその見当をつけ初期値を入力する。
1回の実行で1つの解が求まります。
(グラフ機能で作成、貼り付けたグラフです)
★区間指定法による解法
式を入力後(選択後)[実行]-[方程式関連]-[区間指定法]コマンド
[グラフ]ボタンでグラフ表示(カルキング文書への貼り付け不可)して
区間設定の参考にする。
区間内の全ての解が求まる。(ただし、分割数の指定によりうまく収束しない
ことがあるので注意)
解の度分秒表示
[プロパティ]で、度分秒表示を指定します。
Σを含んだ方程式の例
ニュートン法
(代入定義)
応用例
次は a, b を長径、短径とした時の楕円の円周の長さを求める式です。
a=5,L=30 とした時の b を求めます。
(代入定義)
b = 4.543845259
(お使いの機種によっては、解が求まる迄に少し時間がかかります。)
方程式終了